やり抜く力
【やり抜く力とは?】
アンジェラ・ダックワース(著)、神崎朗子(訳)の「GIRIT - The Power of Passion and Perseverance やり抜く力」 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける。
*アンジェラ氏は、「マッカーサー賞」を受賞。(別名:天才賞。アメリカでは、ノーベル賞と同等の知名度がある。アメリカ国民か移住者が選考対象となっている奨学金制度。)
出版社: ダイヤモンド社 (2016/9/9)
この著書から主に学べることは、
・「生まれつきの才能」は重要ではなかった!
・「情熱」と「粘り強さ」の大切さ
・「やり抜く力」の秘密&その伸ばし方
・努力と才能の「達成の方程式」
この著書では、長い年月を掛けて集めた調査結果と心理学の理論を元にどのような人物が成功しているかを明らかにしています。特に米国陸軍士官学校での調査過程と結果は興味深かったです。アメリカでの調査結果を元に書かれている著書ですが、日本とアメリカの文化は違えど、夢・目標に向かって何かに取り組むこと(努力やその方法)は世界共通だと思います。日本人の観点ではなく、アメリカ人の観点で描かれているので、価値観の違いがあれど大変勉強になりました。
今回も著書の中でキヅキ3つをご紹介します:
①「情熱」と「粘り強さ」を持つ人が結果を出す
②努力と才能の「達成の方程式」一流の人がしている当たり前のこと
③「やり抜く力」が強いということは、
- 一歩ずつでも前に進むこと
- 興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと
- 厳しい練習を毎日、何年間も続けること
- 七回転んだら八回起き上がること
①著書でも詳しく述べられていますが、何事も情熱と粘り強さを持ち努力し続ける人は成功しています。世間では、「努力は裏切らない」や「継続は力なり」というものですが、まさにその通りです。やり続けるだけの確固たる目的や方向性、そして決意が大切だと改めて気付かされました。
②一流の人が当たり前に行なっていることは、「基礎」です。一流ほど基礎を大切にすると聞いたことがあります。メジャーリーガーのイチロー選手は、毎日のルーティンワークを決めて、食事から球場入りの時間やメニューまで一緒にしているそうです。もちろん、基礎となる入念なストレッチで怪我予防を行なっています。打撃・守備も基礎がしっかりしているからこそ、安定した結果を出し続けています。「天才」といわれる選手でもありますが、努力を努力と思わない日々の積み重ねが結果を出し続けている要因の一つであると思っています。
③「誰でも成功できるんだ。」と気付かせて、又勇気を貰える4条だと思いました。情熱と粘り強さを持ち、基礎を怠らず継続して、毎日前進していくこと。そして、必ず困難の壁にぶち当たり転ぶだろうけど、何度も何度も立ち上がり挑戦し続けていくこと。挫けそうになった時の励みとして、しっかり覚えておきます。
以上3つのキヅキをあげましたが、本の中には他にも沢山の素晴らしいキーワードがあります。オススメの一冊なので、是非一読してみてください♪
下記のリンクは、著者のアンジェラ氏が世界的に有名な講演会「TED TALKS」でのスピーチを観ることが出来ます。(音声:英語、字幕:日本語、時間:6分9秒)
視聴回数もこのサイトだけで1400万回に届きそうです!アンジェラさんの情熱溢れるスピーチに引き込まれます♪
アンジェラ・リー・ダックワース「成功のカギは、やり抜く力」
*TED TALKSについて:
TED(テド、英: Technology Entertainment Design)は、アメリカ合衆国のニューヨーク市に本部があるLLC。カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催(主催)している非営利団体である。(wikipedia引用)
やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける [ アンジェラ・ダックワース ]
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